メールクライアントの設定

メールクライアント

メールクライアントは、これまで同様に Google Workspace のアカウントを設定すればお使い頂けます。ただし2段階認証移行後は、認証方式で OAuth2 が設定できないと使えなくなります。

受信プロトコルは、IMAP と POP3 が使用できます。サーバー上にメールを残したくない場合は POP3 で設定してください。そうでなければ IMAP で設定することをお勧めします。この2つの受信プロトコルを使用するには、Gmail で許可設定が必要です。

ブラウザ上では Gmail がお使い頂けます。 Google Workspace のグループウェア環境をフルに活用するためにも、この機会にブラウザを使用して Gmail でメールを読む環境へ移行されることを強くお勧めします。特に Chrome を使用すると、 Google Workspace の利便性が向上します。

2段階認証移行前

各クライアントに Google Workspace アカウントを登録してください。ただし「安全性の低いアプリ」と判断されて認証に失敗する場合があります。その場合は、2段階認証を登録して、移行後の設定に切り替えてください。

受信設定

  • IMAP サーバー: imap.gmail.com ポート番号: 993
    暗号化: SSL/TLS
    認証方式: 通常のパスワード認証

  • POP3 サーバー: pop.gmail.com ポート番号: 995 以下同じ

送信設定

  • SMTP サーバー: smtp.gmail.com ポート番号: 465 以下同じ

2段階認証移行後

各クライアントに Google Workspace アカウントを登録してください。認証方式はOAuth2を指定します。

受信設定

  • IMAP サーバー: imap.gmail.com ポート番号: 993
    暗号化: SSL/TLS
    認証方式: OAuth2

  • POP3 サーバー: pop.gmail.com ポート番号: 995 以下同じ

送信設定

  • SMTP サーバー: smtp.gmail.com ポート番号: 465 以下同じ


クライアント別設定例

メーリングリストのアドレスを送信元(From)にする

これまで各メールクライアントで複数の送信者情報を登録し、メールごとに送信者(From)を使い分けていた方もいると思います。移行後もこの機能を使うことは可能ですが、Gmail側での設定が必要となります。

Google Workspace 活用術」のサイトにGmailにアドレスを追加する方法と注意点を掲載してありますので、参照の上アドレスの追加をお願いします。

▶ Gmail 活用術「グループのメールアドレスから送信したい」